2015/06/04

夕焼けと時間の流れ

昨日は、朝から雨だし
家の中でやれることをやろうと、
リストにあったことを済ませていると
すぐに夕方になり...


そろそろ、カーテンを引こうかな
と考えて
外に視線を向けると、


その東の空は
もうすっかり暗いけれど、


バルコニーの向こうに見える家に
何となく
オレンジ色の光が反射しているように感じた。


夕陽が出ているに違いない!
と閃き、
玄関から西側に出てみると


やっぱり!


と、
誰にでも分かることなのに、
まるで
”自分の勘が冴え渡っている”といったような
”自己満足”に落ち入りながら!?、


少し興奮気味で、
そのキレイな夕陽を眺め始めた。


外は、部屋で感じていたよりも
まだ明るくて、


西の空では、
それまで空を覆っていた雲が
早いスピードで風に流されており...


そして、
その隙間から
太陽の光が
空を照らしていた。


西の空☆
冬は、富士山が小さく見えます♪


そうやって空の雲に意識を向けていると...


雲は、風に流されて、
今日だとか明日だとか
そんな”くくり”とか”区別”などというものは
なくて、


ただ、流されるままに、
地球の周りに弧を描くかのように、
その「動」を繰り返しているのだなぁと感じ、


「今日は雨だ!
行動は制限される!」
というのは、
自分が決めつけた制限であって、


”今日”という”一日”の間でも、
雨から晴れに変わることもあり、


自然界の中では、
”今日”も”明日”もなくて、


”今日から春!”だとか、
”今日から夏!”だとか
季節の区切りもないわけで...


全てが一連の流れの中で
起こっていること。


昨日はこうだった。
明日はこうだった。
と自分自身の中に、形を見るのではなく、


ただ、”それ”を受け入れて、
毎日起こる
ひとつひとつのことに
心を込めて
向き合ってみることなのかな〜などと


しばらく空を眺めながら
そんなことを考えたりしていた。


今この瞬間、
この先に待ってくれている
出来事への準備としての
”いい時間”を過ごせているのであれば
そうであるならばいいなぁと
ぼんやり考えたりもしていたのでした。



そして、
その夕陽を眺めながら、
この色、どこかで見た色と似ているなーと
思い出したのが、
ネパールのポカラを散歩していたときに
目にした夕陽だった。








ネパールへ一人旅をした時に
お世話になった人たちは
どうしているかな...


その西の空につながる
遥か向こうの空の下で暮らす人々へ
想いを馳せ、
穏やかな時間を取り戻していますように☆と
祈りを捧げる。



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