ギザのピラミッドビューのホテルにて |
ひさしぶりの更新になります。1週間ほど前にエジプトから無事に戻ってきました。
エジプトは思ったより暑くなかったのですが、それでも気温が20℃くらいでジャケットがいらない毎日。帰国してから、”もう3月だしいいかっ”と”マイルール”で、薄着の上にコート1枚で出かけたりしていたら、やっぱり冷えたみたい...。風邪を引いてしまいました。やっと今日あたりから復活です。
毎日毎分が楽しく、素晴らしい時間の連続。旅の終わりには、ただ感謝の気持ちしか浮かんできませんでした。今回の旅は完了しましたが、また行きたいな〜というのが今の気持ち。「待ってろ、エジプト!」(←たまには強気なことを言ってみた。)それぞれの神殿でゆっくり過ごして、もっともっといろんなことを感じたい気持ちです。近いうちに実現しますように☆。言葉にすると現実化するスピードがより早いというので、ここにも書いておくことにします。
旅の様子...長くなりそうですが、ゆっくり更新していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。
エジプトで一番印象的だったことが、人々がとてもフレンドリーであるということ。観光地に行けば、もちろんしつこく付いてくるお土産屋の人たちもいるけれど、それぞれの町で、通りを歩いている人たち、特に若い世代の人たちは男女問わず、こちらが観光客だとわかると笑顔で手を振ってくれる。
カイロ観光の初日に、モスクへ連れて行ってもらい、主な戒律のひとつに「相手の人に笑顔を返すこと」というものがあるという話を聞いたので、モスクからの帰りのバスが渋滞にはまりゆっくりと前進している時、横を走る車を運転していたおじさんと、目が合ったように感じ、(試しに!?)ニコッとしてみたら、無表情だったおじさんが笑顔を浮かべながら少しお辞儀をするようにして答えてくれた。決して”戒律”だけがそうさせているのではなく、人間が本来持っている自然な表現をしてくれたような。お互いの言葉はわからないけれど、ハートとハートが共鳴した瞬間☆。
バスの中にいるこちらに向かって、
次々と手を振ってくれる人たちからは、
まるでこちらがパレードをしているかのような気分に
させてもらう。
自然に、
こちらからも手を振るようになっていく。
ネギ売り?の少年たち |
これ平日昼間。 学校へ行かなくていいのか!? |
各遺跡には、社会科見学か遠足で来ている子どもたちもいて、
彼らは手を振りながら近づいて来て、
「ハロー、ハロー、
ワッ チュワ ネーム?
ワッ チュワ ネーム?
(What is your name ?) 」と
(What is your name ?) 」と
決まったように、言ってくる。
ルクソール ハトシェプスト葬祭殿にて |
しばらく答えていたけれど、
こちらの答えをあまり聞いている様子ではない。
ん?
もしかしたら意味を知らずに言っている??
と思い、
次に言われたときに、
「ワッ チュワ ネーム??」と
聞いてみた。
案の定、
ん??という顔をされるだけで
答えはなかった。
これはひとつの場所だけで起こったことではなく、
エジプトの北から南へ旅した道中ずっと同じ現象だった。
エジプトの英語の教科書の1ページ目にこのフレーズが載っていて、
それを暗記しているのか??
エジプト全国のこどもたちに共通した現象でおもしろかった。
この国の人たちは
外から訪れた人たちを
笑顔とフレンドリーな姿勢で迎えてくれる
あたたかいハートを持った人たちなのだと感じた。
あたたかいハートを持った人たちなのだと感じた。
もうすっかりこの国のことが好きになってしまっていた。