出雲大社にとって特別な年である今年、
”今年参拝できるといいな〜”と
少し興味を持っていましたが、
そのことはすっかり忘れていました。
しかし、
この夏、運良く☆山陰地方へ行く機会をもらい
出雲の神様をお参りすることができました。
そういえば、
少し前に...
高い社を持った神社の姿が
私の前でチラチラしていたっけ。
あれは、
15階建てビルに匹敵するような高さだったと言われる
古代出雲大社の社の姿だったのかな。
出雲の神様が呼んで下さったのかな☆
そうであるならば、ご挨拶に行かなければ!
しかし、出雲の神様へご挨拶に行く前に、
まず待っていたのが「修行」。
どうやら私は修行が大好きらしい...。
国宝『三徳山三佛寺 投入堂 (なげいれどう)』へ。
平安時代、”役行者”が法力でお堂を手のひらに乗る程に小さくし
断崖絶壁の岩窟に投げ入れたと言われることから
そう呼ばれるらしい。
以前、テレビで投入堂への道を紹介した番組を
見た事があって、
その”険しさ”に
私はここへ行くことはないだろうと
その時は、思っていました。
実際、入り口にも
「ここは観光地ではありません。修行の道です。」
と表示があり、
登山道入り口では、履いている靴のチェックはもちろん、
入山届けを出す必要があり、
一人での入山は許されていませんでした。
ここへ来ることを予定していなかったため、
私はスニーカーしか持っておらず、もちろんNG。
代わりにお寺に用意されていた”わら草履”を購入して着用の上、
登山道へ入ります。
わら草履の他に着用したのが、輪袈裟。
「六根清浄」と書かれたタスキのようなものを
肩からかけて登らなければなりませんでした。
肩からかけて登らなければなりませんでした。
大きな大きな木がたくさん(入り口付近) |
森を抜けると早速、”修行”が始まります。
わかりづらいかな?(上から撮った写真) ここを登ります。 |
むき出した木の根をつかんだり、 木の根に体重をかけたりして登ります。 修行です。 |
大きな岩を乗り越えます。 修行です。 |
修行ですー。 |
ひかりの祝福を受け.. |
やっと1つ目の建物が見えて、少し”ほっ”。
室町時代の建築「文殊堂」も絶壁に... |
「牛の背」「馬の背」と呼ばれる箇所。 ここから滑落して命を落とす人も いたのだとか。 |
江戸時代に建てられた「観音堂」 |
そこを抜けると「投入堂」が!
国宝「三徳山三佛寺 投入堂」 |
何度か修復はされているようです。 |
本当に...
平安時代という遠い昔に...
どうやってそこへ建てることができたのか?
どうやってそこへ建てることができたのか?
”投げ入れた”というお話は本当なのではないか?と
いう気持ちになってしまいます。
意外に快適だった”わら草履”登山。
岩の小さなくぼみに足をひっかけて
登ったり降りたりする箇所もあるので、
この”わら草履”がこの登山道では
最適な履物であったように思います。
この夜は、宿を松江にとっていたので、
その後すぐに松江の宍道湖へ。
「島根県立美術館」からの夕陽の眺め☆
この美術館は、夕陽を見に来る人たちに
無料で開放されていて、
閉館時間は、日没時間の30分後。
今の季節、毎日数分ずつ閉館時間が
早くなります。
景観にもマッチした
とっても素晴らしいデザインで
素敵な美術館でした。
島根県立美術館 → ☆★☆
夏期は、日没に合わせて閉館時間を設定するという
アイデアも
自然と調和していて、いいですね☆
(コメント返信)
Michiyoさん
いつもありがとうございます!実は、学生時代にずっとバレーボールをやっていて、私はしっかり”体育系”なのですよ。中学時代にはかなりスパルタな先生の元、練習をしていたので、そのおかげか忍耐力がかなりつきました。それと小学生の時には剣道もやっていました。よって?、私はしっかり”修行系”?です。Michiyoさんの今年のキーワードとマッチしていたなんて、ビックリですね。もし現地へ行かれたら、是非お話を聞かせて下さいね♪。 Tomoko