2012/12/25

Musee Unterlinden, Colmar, France イーゼンハイム祭壇画


キリストの誕生日だったので、それにちなんだ話題を。

『キリスト誕生』
キリストが生まれて、マリアに抱かれています。
天には神様の姿が。
左側では、天使がキリストの誕生を祝って
ヴィオラを演奏しています☆


コルマール ”プティ ヴェニス”





今年の夏、フランスへ行った際、
アルザス地方にある
コルマールという街に滞在しました。


コルマールには、
小さな運河があって、
アルザス地方独特の建物が残っている
かわいらしい街でした。



その街にある
『イーゼンハイム祭壇画』
を見てきました。

ドイツ人の画家による作品。
元々は、コルマールのすぐ近く、
ドイツ イーゼンハイムの修道院にあった、木彫祭壇です。

観音開きの扉を開いていくと
「キリスト誕生」など聖書の場面が現れる、
”木枠”の大きな”絵本”のような構造。

美術館では、そのひとつひとつを切り離し、
展示しています。


「受胎告知」「キリスト磔刑図」
「キリスト復活」「キリスト降誕」などの場面...

その力ある...
魂のこもった絵の前で...

自然に足が止まってしまい
それぞれの絵を
ただただ見つめてしまったのでした。


「磔刑図」では、”マリアの苦しみ”、”イエスの痛み”を感じ...

「キリストの誕生」では、天使の姿に、喜びのエネルギーを感じ...


そして、特に感動したのが、これ。

「キリスト復活」


私の写真では、その迫力を全く表すことができず...
とにかく一度見て欲しい、と思う絵のひとつでした。



*Colmar(コルマール)へは...
私は、Paris(パリ)からTGVで、Strasbourg(ストラスブール)へ行き(約2時間強)、
そこで、普通電車に乗り換えて行きました(約30分)
Strasbourg(ストラスブール)の乗り換えは、
ホームに設置されているスクリーンで乗り場を確認でき、簡単です。

時間帯によっては、Paris(パリ)から直行TGVもあるようです。
フランス国鉄のサイトで予約をしておいて
駅で発券して乗車。

フランスで電車に乗る時は、
ホームに設置されている黄色の機械に、自分で切符を通して
改札のスタンプを押しておかないと
ペナルティーが。
要注意です。(何回か忘れた私...)

0 件のコメント:

コメントを投稿