2013/07/11

戻りました☆

無事、フランスから戻りました。ひさしぶりに自宅で眠り、目が覚めると、ちょうど朝日が部屋へ差し込んでくる時間でした。”帰る場所がある”というシアワセ。そんなことを改めてとても幸せに感じます。


フランスはとても素敵な国で、
旅をしていてとても楽しい事の連続。




セーヌ川の畔で”短い夏の夜”を楽しむ人たち
(21時ごろ)



いつもように、楽しませてくれた場所。

しかし、
パリの地下鉄で、”におうはずのない”ニオイがしたり、
歩道には、”落ちているはずのない”モノが落ちていたり...
身の安全を守るために気をつけなければならないことが
あったり...。
知らず知らずの間に気が”はっていたり”する。

日本で生活するよりも少しだけ気にかけないといけないことがあったり、
落胆させられることもあるのである。

そして同時に、
フランスでとても感心するのは、
重い荷物を運んでいる人を必ず助けてくれる!ということ。

フランスの電車に乗る時は、
日本のようにプラットホームと電車の出入り口の高さが同じではなく
3、4段の階段を登らなければならない。

重いスーツケースを持っている旅行者には少し大変な瞬間。
そんな時、必ず助けてくれる人が現れる。
こちらは期待しているわけではなくても。

決してニコニコしたとても人が”良さそうな”タイプの人が
いつも手伝ってくれるのではなく、
世間に怒りをかかえているのか?うつむいているような人や
ちょっとイタズラを”しでかしそうな”移民系の10代の少年や、
とても体格のいいアフリカ系の若いおしゃれな女の人が
携帯電話で話しながらもう片方の手を差し出して
手伝ってくれる。

本当に本当にありがたい。

そんな”いろいろ”なことがあるフランスで
楽しい時間を過ごして、
湿気のこもる東京へ戻った。

どちらの国もそれぞれ困った事があったり
良い事があったりする。
どちらもとても好きだけれど、
やっぱり、
自分が生まれた国や
自分が現在住んでいる場所がそれぞれの人にとっては
一番なのだろうな☆


朝の太陽の光が差し込む壁を見ながら
心の中にあったと思われるよく分からない緊張したような”塊”が
じわじわと溶けていくような感覚に気づき、
何となくそんなことを考えた帰国翌日の朝でした。


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