午後は、ひどい雨になるという天気予報だったので
午前中のうちに用事をすませようと
出かける。
と、駅までの途中のところで
大きな雨粒がぽつぽつと。
あーあ、悪いタイミングで出てきちゃったな...
と
自分がアンラッキーであるかのような考えに
うっかり傾きそうになりながらも、
間もなく、駅ビルに到着し、
そこで
気持ちが一旦ホッとする。
用事をすませた後、
外へ出ても
まだ止んでいない雨。
そっか〜、まだ降っているか...
とまたまたちょっとガッカリ。
ん!?
なぜそんなにガッカリ?
靴だって雨よけのものを履いてきたし
私は傘だって持っている。
今は、雨が降る季節だし、
自然にとって
この雨が重要なはず。
やっぱり...
雨の中歩くのも楽しいってことにしてしまおう。
小さい頃、
雨の日がイヤだなんて思ったりしなかったよな。
外で遊べないのは残念だったけれど
中で遊ぶのだって楽しかった。
長靴で水たまりの中を歩くのだって
ワクワクして
びしゃびしゃと音をたてて歩いたり。
そうだ、やっぱり
”楽しい!”と思うことにしよう♪
そんなことを考えていたら、
目の前に
お父さんに手をひかれた3歳前後の男の子が、
傘を持たず、レインコート姿で
歩いているのが目に入ってきて
二人の会話が聞こえてきた。
お父さん「◯◯ちゃん、大丈夫?」
男の子「びしょびしょになってる」
お父さん「ん、びしょびしょ?」
男の子「うん、びしょびしょ。
でも、◯◯ちゃん、がんばるよー」
お父さん「ん?がんばれる?」
男の子「うん、◯◯ちゃん、がんばるよー。
パパは?」
お父さん「じゃあ、パパもがんばろうかな」
二人のほっこりな会話。
”こうなったら、ああなる。”
”ああだとイヤなシチュエーションだ。”
などと、
”自分を保護するために”という理由を持って
積み重ねられた
ネガティブと思われる思考が
大人にはいっぱいあるんだなぁと
気づかされ、
彼の可愛い声とポジティブ発想に
ネガティブ思考が
一蹴された
梅雨の午後でした。
あるある、出た途端に雨とか......そっか、そう考えれば良い。ありがとう。
返信削除水たまりで大きな足踏みして、”バシャバシャ”。なんであんなに子どもの心を惹き付けるのでしょうかね〜。今度やってみようかな。今でも楽しいと思うのかな...。
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