去年のクリスマスの時期に、
フランスのBeaune(ボーヌ)のホスピスで見た、
「祭壇画」について紹介させてもらいましたが、
(その時の記事 → ☆★☆)
そのホスピスについて書きたいと思いながら、
なかなか実行できておらず、
ちょうど昨年の今ごろだったな、とふと思い出し、
今日の記事にしてみることにします。
『 Hospices de Beaune 』は、
豊かな財を得ることができたご夫婦によって
豊かな財を得ることができたご夫婦によって
当時、病にかかっても、ケガをしても
病院にかかることができなかった市民のために
1443年に建てられた病院です。
幸せにも
この世において私に与えられた
この豊かな財産を
このような形で
天上に公開できることが幸せである。
私は、
病と闘う人たちへ
祈りと治療、強い絆をもって
彼らの心と身体を癒す事にしたのです。
これは、
神の慈悲の賜物で
あります。
〜 イヤホンガイドより一部抜粋 〜
15世紀当時のデザインの特徴を
知る事ができる
とても興味深い建築物でもありました。
高い天井を持ち、 正面には祭壇、 中央には、当時ダイニングテーブルが 置かれていたそうです。 |
両サイドに並んだベッド この部屋は 回復が見込まれている患者さんのためのものです。 |
このご夫婦は
とても愛し合い、そして強い絆で結ばれていたようで
「祭壇画」の部屋にも
二人の愛と絆が表現された素敵な絵画が飾られていました。
そして、この病院の建物や医療器具など
いろいろな箇所に
彼らのシンボルが組み込まれていました。
これも同じデザイン。 ”妻は私の唯一の星☆” イヤホンガイドより |
薬品室の扉には 可愛いステンドグラスのデザイン |
毎年秋には、この場所で
ワインのオークションが行われているのだそう。
古い建物を
現代でも使えるようにアレンジして
大切にしている姿勢は
フランスのいいところですね☆
二人の愛の光が
周りにも波及していく
とても素晴らしい形のように
思いました。
アーユルヴェーダの先生がおっしゃる
”同じツールを手にしても
それを使う人のマインドによって
活かし方が変わってくる”
というお話を思い出させられました。
* Beauneの街は、小さいので
歩いて回ることができます。
ホスピスへも
国鉄の駅から歩いて行くことができました。
ホスピスでは、
日本語のイヤホンガイドを借りることができました。
(2013年7月現在)
日本のホスピスとは少し違うのかなぁ。いずれにしてもホスピスは愛にあふれた場所、心を落ち着ける場所としてたくさんできてほしいです。
返信削除yachiyoさん
削除そうですね。ホスピスに限らず、愛にあふれた場所がたくさん広がっていくといいですね。心の中も含めて☆